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多摩商工会議所管内景況調査 令和6年下期結果

2025年2月5日

 多摩商工会議所では、多摩市の景気動向を把握し、今後の意見具申・要望活動に役立てるため、多摩市内管内景況調査を実施しています。この度、令和6年下期調査結果がまとまりましたのでご案内いたします。

→ 多摩商工会議所景況調査

→ 令和6年下期調査結果 (PDF)

◎令和6年下期の景況については、売上は「増加」32%、「減少」35%、「不変」33%で、横ばいの状況であった。全体的な価格の高騰の影響があり、採算は「好転」16%、「悪化」32%、「不変」52%で、利益が減少している状況となった。

◎健康経営は「知らない」が33%あるものの、「知っている」「聞いたことがあるが詳しくは知らない」の合計が67%あり、耳にしたことがある経営者が多い結果となった。

◎従業員の給与の賃上げ状況については、全体の43%が引き上げたと回答。その内、「防衛的に引き上げた」が19%、「前向きに引き上げた」が24%の回答であった。平均の賃金引き上げ率は5.50%であった。

◎従業員の採用・不足状況については、採用が厳しい状況の中、採用し充足した企業は14%あるものの、採用してもまだ不足している企業は26%。採用できず不足している企業は16%あった。

◎経営課題では、最も多かったのが「原材料の高騰」で49%の企業から回答があった。

◎今後の景気対策等についての主な意見として、「仕入単価がどんどん上がっていて、販売価格を少し上げても高騰分を補えない状況である。」「インフレによる物価上昇の為、経費を極力おさえ無駄のない工事を行うように努力する。」「ハローワークで募集をしてもなかなか人が集まらない。有料の求人サイトの申込を検討している。」等の意見が寄せられた。